絶滅危惧種
宇宙の虚空のどこか - 06h14
ある廃船の船上で、コーヒーカップを片手に、鉄くずを回収する作業に忙しくしているあなたは、ドローンが完璧に調整された機械的なバレエのように、あらゆる方向に活発に動き回る様子を眺めています。過酷な一日の仕事が終わり、数トンの回収物を積んで帰路につくことを静かに考えています。
突然、端末にメッセージが表示され、思考から引き戻されます。 旧知の知人が、再び連絡を取りたいと思っているようです。AIS(Alliance Institute of Science)のエクソバイオロジー研究所所長、ハナ・タナカです。
司令官、
前回お会いして以来、お元気でお過ごしのことと存じます。お時間が許せば、AISへお越しいただければ幸いです。少々特殊な状況に直面しており、ご助力いただければ大変助かります。
あなたの判断を信頼しているからこそ、まず最初にあなたに相談することにしました。このお願いを受け入れてくださることを願っております。ドリス5号星の惑星港湾モリアーティズ・プログレスでお待ちしておりますが、それはご存知のことでしょう。
敬具、
田中花 - エクソバイオロジー研究所所長
こんな招待を断れるわけがないでしょう?Moriarty’s Progressへどうぞ。













